HOME < 銀行で開業資金を調達するのは難しい?





銀行からの開業資金調達について

一般的に銀行は開業資金の融資に積極的ではありません。


また開業資金を調達する際の借入難易度を比較するならば、
日本政策金融公庫を1とすると、銀行は4〜6ぐらい難易度になります。


不動産担保があれば、銀行でも簡単に資金調達できるとお考えの方が多いですが、
担保評価が高い物件を担保に提供しても、融資を断られることがあります。


<参考>
セーフティネット5号認定の指定業種が縮小!平成24年11月1日
不動産担保があっても開業資金の調達は難しい?
三百万円を超える開業資金の調達は難しい?
信用保証協会で開業資金を調達するのは難しい?




開業資金に対する銀行マンの本音

銀行側の立場になって考えると、
創業計画書の作成支援などの余計な手間がかかる割に、
融資金額が少なく、融資を回収できないリスクが高いのが、
開業者向け融資という位置付けです。


特に融資が未回収になった銀行担保者は上司からガミガミ怒られる上に、
事後処理がとても大変であることを身に染みて知っているので、
開業者向け融資を取り組みたくないのが本音です。


ただ、開業の時点からその企業に入り込めば、将来的にメイン銀行になれる可能性が高いので、
「成り行き次第では、取り組みしてもいいかなぁ」とも思っています。


開業融資に対する銀行全体の取り組み姿勢

開業融資に対する銀行全体の基本的な姿勢は、「少し腰が引けている状態」です。


ただ、銀行によっては、支店によっては、本部や支店長の指示で、
開業融資に積極的に取り組んでいる場合があります。


残念ながら、期間限定で取り組むことが多いので、
「今、どこの銀行が?どこの支店が?開業融資に積極的に取り組みしているのか?」を調べて、
最適な銀行に申し込みする必要があります。



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